令和元年夏場所三日目
今日は立ち合いでの張りが多かったですね。
千代翔馬・琴恵光、豪栄道・遠藤の取り組みでは両者が立ち合いで手を出していきました。中でも豪栄道の取り組みは左右対称の張り差しという”珍形”が出来ました。
阿炎がノッている
今日は200kg級力士の千代大龍を相手に電車道での押し出し。
三保ヶ関親方(元栃栄)と舞の海さんの解説では、 千代大龍の頭に先場所の変化負けがあり、踏み込みが遅れたのではということでしたが、それは「立ち遅れ」の理由の半分だと思います。
阿炎が明らかに先の先を取りに行っています。
その理由の一つは、当たった際の足の形にあります。
相撲内容からすると意外ですが、実は阿炎は決して「何が何でも先に立とう」というタイプではありません。どちらかというと 諸手を有効に入れるためにタイミングと間合いを図っています。
膝と腕を伸ばし切り、そこまで足を踏み込まないのが通常の阿炎の立ち合いなのですが、今日の取り組みでは左足を半歩出す格好になりました。これは、千代大龍が踏み込むよりも早く阿炎が立ったということであり、阿炎が意識的に先手を取りに行った結果なのです。
千代大龍を青房下に突き出して、気炎を吐くようなドヤ顔。今場所の阿炎は、土俵上の顔つきまで違うような気がするのですよね。
今場所の阿炎は西前頭4枚目。奇しくも白鵬の休場によって横綱・大関戦との割りが組まれることになりそうです。