令和元年名古屋場所四日目
令和初の北勝富士についての記事
大関豪栄道を相手に廻しを嫌う相撲で叩き込みの勝ち。
今日も「らしかった」のは 2回もの立ち合いの失敗です。
最近幕内の相撲についてちょっとしたデータ収集をしているのですが、この力士、先場所夏場所から遡って三場所で合計8回の立ち合い失敗、確率的には概ね5回に1回の立ち合いで失敗をしています。もちろんこれは幕内の平均より多い。
それもそのはずで、彼は立ち合いでかなり注文を付ける力士なんですよね。
先に立ちたいタイプであるし、右差しの力士に対しては相手の差し手(自分から見て左側)側にずれて立って押っ付けたい。
豪栄道相手の取り組みもその例に漏れないわけです。
荒磯親方が自身の取り口について、「押っ付けは筈押しの延長」と言っていましたが、これは北勝富士には当てはまらないと思います。初めから意図的に押っ付けようとしているので。
そういえば、今の幕内上位は右四つの力士が多いですよね。白鵬、鶴竜、栃ノ心、豪栄道、逸ノ城、、、
北勝富士が幕内上位に定着できている理由の一つは、この左からの押っ付けでそれなりの星を稼げているからではないかと推察します。
阿炎、鶴竜に完敗でしたね。挙句、
conserve his energy with a relatively easy thrust-out (余裕を持った突き出しで体力を節約して)
he was unable to budge the yokozuna (阿炎は横綱を動かすことすらできなかった)
Mainich Japan, July 10, 2019
なんて毎日新聞の英語版に書かれてしまっているし。
しかも、「もっと突き離さないと。まだ押している。」と阿炎が花道のインタビューで気分良く答えた翌日に、鶴竜がそれを実演するような内容で完封とはなんという皮肉なんだろう。
鶴竜の壁は厚そうだ、、、
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