月: 2019年7月

令和元年名古屋場所十一日目

横綱に友風を当ててほしい

いや審判部は当ててくるでしょう、きっと。四大関休場で横綱との割りは大分空きができてしまったわけで。

幕内中位の好成績者は妙義龍、友風の二人。おそらくこの二人は当確なのではないでしょうか。

友風の相撲から目が離せません。

今日は突き押しの攻めダルマ、琴勇輝の変化に対して、「変化は頭の片隅にありました」とのこと。勝負勘に優れた力士なのだろうか。

そういえば、部屋の兄弟子嘉風も学生相撲出身でそのタイプ。「調子のよいときは、相手が何を考えているか分かる」と話していたこともありましたっけ。

ん?友風は休場中の嘉風に毎日電話しているらしいから、「明日の琴勇輝は変化してくるぞ」なんてアドバイスまでもらっているのでしょうか??

「稽古でも突っ張ったことはない」とか「小手投げってなんでしたっけ」などと”三味線を奏でる”友風なら、対横綱戦はもちろん何をしたってOK。

大関不在の今、残り四日間の横綱戦で何かやってくれそうなのは御嶽海とこの力士位なのではなかろうかと思います。

ブレーンの嘉風は、弟弟子に伝授するべき横綱対策をすでに練り上げている筈です。


明日は都合により投稿お休みの予定。

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令和元年名古屋場所十日目

妙義龍好成績の理由を見つけた

妙義龍 は今日十日目で勝ち越しを決めました。

顔立ちや所作・振る舞いに、どこか侍というか質実剛健な香りのするこのベテラン力士を密かに応援している私は、4場所ぶりの勝ち越しをもちろん喜んでいます。

今場所は出足が良い相撲が多いなー、とぼんやりその白星街道の理由を考えていたのですが、今日の相撲を観てもっと明確な理由を一つ思いつきました。

幕内でも指折りな”先の立ち合い”を好む松鳳山相手に、妙義龍側が刹那の差で先に立っている。道理でこの取組の立ち合い、2回も合わなかったわけだ。

少なくとも、今年前半の数字を見る限りでは妙義龍はそこまでこだわって先に立つタイプの力士ではありません。

しかし今場所に限ってみると、実にすべての取り組みで相手より先に立っています。(と思っていたら、後でよく調べてみると、二日目の千代大龍戦はわずかながら千代大龍に遅れていました。すみません。)

もちろん先に立てば必ず有利というわけではありません。いつか書いたように突き押しタイプにはむしろ相手より遅れて立ちたい力士の方が多いようですし。

しかし、今場所ここまでの8勝2敗は、立ち方のなんらか進境の結果とみてよいのではないかと思います。

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令和元年名古屋場所九日目

ここまでの白鵬を振り返る

九日目まで終わって、幕内力士の成績優秀者は

  • 全勝:鶴龍
  • 1敗:白鵬
  • 2敗:髙安、妙義龍、友風、照強

このまま鶴竜が独走しそうな気がするなぁ、、、

終盤戦の優勝争い展望もかねて、1敗した白鵬のここまでを振り返ってみようと思います。

碧山戦での注文もありましたが、今場所の白鵬は例に漏れず、いや、いつも以上にいろいろやっています。

四日目の竜電、七日目の大栄翔に対しては張り(竜電相手には左四つ)。碧山戦はカチ上げ。五日目の遠藤戦、そして今日の逸ノ城戦は両差し。しかも今日は踏み込みを少なくして、間を外すような立ち方。

白鵬の”型”とも言うべき、左の上手を求める端正な立ち合いを見せたのは正代戦だけなのですよね。(正代はいつも両腕を畳んで胸を出してくる、“安心して上手を求めにいける ” 相手ですからね。)

今日の白鵬にしたって、逸ノ城との右四つがっぷりを避けるための両差しだと思うのです。

常々書いてきたことですが、往時に比べて体力も衰えてきたのか、白鵬の相撲には時折”省エネモード”が垣間見えるときがあります。

そのための諸々の機略も、相手力士にとってみればつけ込むスキになりうると思うのですけどね、、、

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