月: 2019年9月
貴景勝大関復帰
となると次の大関候補は一体誰だろう、と気の早いことを考えてしまう。
数日前に記事に書いたときには、盛り上がって「遠藤と朝乃山の大関レースだ」なんて安直に思ったけど、今の幕内上位で彼らの3場所33勝はまだちょっとイメージしづらいです。
現横綱・大関に加えて貴景勝・御嶽海・北勝富士・阿炎・玉鷲・大栄翔ら粒ぞろいの突き押し力士を相手に1場所平均4敗までというのはなかなかシビアでしょう。
今日遠藤は玉鷲に完敗、同じくリーチの長い阿炎も決して合い口が良い相手とは言えない。
遠藤より相撲の大きい朝乃山は、打って変わって比較的小ぶりの大栄翔に分が悪い。
御嶽海が三役の地位を守り続けているのも頷ける気がします。 今の幕内上位の土俵では、 四つ身の型なんかよりも、突き押しの腕捌きと寄り身を両方持っている御嶽海の取り口の方が、”安定感”があります。
ということで、やはり次の大関は御嶽海なのか??
でもここに異能派の明生が加わり、巨漢・照ノ富士が戻ってきたりなんかしたら、これは又訳が分からない。
白鵬世代が去った後の幕内上位の風景って、これはこれで存外バラエティーに富んだものなのかもしれない、などと想像しておりました。
審判部泣かせの場所
と言っていいのではないでしょうか。
2横綱・1大関が休場して、2敗力士が5人ですから。妙義龍が怪我していなかったら、もっと混沌としていたはずなのです。
残り5日の編成が悩ましいでしょうね。
まして、夏場所はやや甘めの編成で朝乃山に優勝させてしまっていますから、2敗の平幕、朝乃山・隠岐の海・明生をどのように上位に当てるか。
前頭二枚目の朝乃山は大栄翔や玉鷲といった実力派の突き押し力士との割りを残している。この辺りのどこかで黒星をもらいそう。
両関脇の貴景勝と御嶽海はまだ豪栄道との取組があるし。
やはり優勝争いの鍵は隠岐の海と明生の残りの対戦相手なのではないでしょうか。
本命貴景勝、対抗御嶽海、穴明生といったところか??
明日は投稿お休みです。
つき手か、かばい手か!?
幕内格行事・木村元基も躊躇いながら炎鵬に軍配を上げました。
外四つになった東龍が切り返しに行くような恰好で、仰向けの炎鵬と一緒に土俵上に倒れ込み、東龍の右肘がわずかに先に土俵についたように見えました。
しかし審判衆は行事軍配差し違えで東龍の浴びせ倒しを取りました。これは「炎鵬の体が先に死んでいた」という判断です。つまり東龍の右肘はかばい手であったと。
審判部の判断自体は妥当だと思います。 炎鵬の体は完全に仰向け状態だったので、 体が土俵につく先後だけで判断してしまうと、却ってアンフェアです。
しかし炎鵬は反りも持っていますし、膝を思い切り曲げた変則的な体勢で残る力士でもあります。もう少しタイミングが微妙だったら、もう少し両者の体が割れていたら「炎鵬の体は残っていた」と審判衆は判断していたかもしれません。
「突き手か、かばい手か!?」
平成を跨いだ大論争に発展した可能性もあったのかな、、、などと妄想しておりました。
しかし高島審判長の説明はよろしくないと思います。
「炎鵬の体が先に落ちており」ではなくて、厳密に「体が先に死んでおり」と説明しなくては。「死に体」の取り決めを知らない観戦者は混乱してしまいますからね。