月: 2019年9月

令和元年秋場所中日

華やかさのない力士?

今場所の何日目だったか、琴恵光がそう紹介されていました。

炎鵬や照強という分かりやすい”小兵力士”がいるため、そして松鳳山と並んで立ち合いで胸を出す取り口なので、解説席もこの力士の分類に悩むところなのかもしれません。

松鳳山・琴恵光と言えば窮屈な差し手からでも展開を作ったり、小手に巻いても煩い、所謂”小力の強い”力士。これは、大型化が進む現今の土俵での一つの淘汰の結果なのかもしれない。

琴恵光はというと、なんとか活路を見出そうと立ち合いでの工夫が見られます。

今年の春・夏場所は(やはり松鳳山と同様に)張りを多用したり。先場所・今場所と張りは少なくして、立つタイミングをずらしたり。今日の明生戦では立つ位置を後ろにずらしたり。

うーむ。やは書いてみるとやはり地味だな、この力士は、、、(笑)


今日から鶴竜と妙義龍が休場。

また初優勝の力士が誕生する可能性が高まって秋場所は後半戦へ。

コメント(0)

令和元年秋場所七日目

誰に勝ってもおかしくない力士

今の幕内上位は綺羅星のごとく突き押し相撲の名手が結集しています。

間合いの妙技と廻しの低さの貴景勝、腕捌きのスペシャリストで廻しを使わない相撲のオールラウンダー・御嶽海、注文相撲と押っ付けの北勝富士、リーチとストライドの長さで翻弄する阿炎、攻めダルマのベテラン・玉鷲。

ここにもう一輪花を添えているのが、古典的正攻法の突き押し・大栄翔です。

「大栄翔は今誰に勝ってもおかしくない力士だ」ということを書こうと思っていたら、連日の金星・銀星でやや時宜を失してしまった感。四日目あたりで書いておけばよかった、、、

大栄翔は私のお気に入りの力士の一人ではあるけれど、そこまで多くの記事を書いているわけではありません。というのも、関取昇進当時から、そのケレン味のない取り口は判で押したように変わらず、特段書くことがないから。

しかし、それこそが地力の強化とともに「誰にでも勝ちうる力士」になれる所以です。

三役はすぐそこだ。突いて突いて走れ、大栄翔!

コメント(0)

令和元年秋場所六日目

豊ノ島が幕内最年長とは

嘉風の引退によって関取最年長は36歳の豊ノ島だそうで。

関取に復帰してからまだ幕内の勝ち越しがなく、毎日祈るような思いで彼の相撲を観ています。

今日は若侍・貴源治に敗れてしまいましたが、見どころは作りました。

左腹をぶつけながら上手を切る動き、太鼓腹を前に突き出すような寄り、そして土俵際での掬い投げ。結局は貴源治のスケールに屈する恰好になり、善戦っぷりと負けっぷりに一抹の哀愁すら感じてしまいました。

「(引退した)嘉風のような力士になりたい」という友風の談話が紹介されていましたが、この師弟と同様、豊ノ島の相撲の系譜も正代に引き継がれていかれれば、と思っています。

四日目の正面解説・尾車親方は両差しからの一気の出足で志摩ノ海を寄り切った正代の相撲に惚れ切って「次の大関」とまで呟いていらっしゃった。

もう年齢的に大関へのチャンスは限定的だと思うのですが、北の富士さんに加えて正代に期待を掛ける親方がもう一人いたとは、、、

そして、もう松鳳山や琴奨菊も豊ノ島に次ぐ年長力士なのですね。

白鵬不敗神話を生きた世代の彼らにはもう一度二度花を咲かせてほしいのだけどな、、、

コメント(0)