令和二年春場所九日目
右頬の傷には訳がある
隆の勝が1敗で白鵬を追っています。
昨年九州場所に書いた記事で出島になぞらえた隆の勝、今場所もやはり右が差さると負けていません。
連日、白星とともに右頬から流血をしているようですが、これには訳があります。
隆の勝は立ち合い右から踏み込んで右で顔や胸を突く力士です。今日対戦相手だった玉鷲も同様。
その突きに対して充てがおうとする相手の腕の動きのスキをついて右を差すのが隆の勝常勝の定石です。
両者の顔の辺りで、相手力士の左腕が激しく動くので、隆の勝の右頬に接触してしまうわけです。
「慣れてくれば稽古場に似ている」と今場所を形容したらしい隆の勝、たしかにこの力士は稽古場はめっぽう強いだろう。