日: 2020年7月20日

令和二年七月場所二日目

御嶽海強し

高砂親方は「一人でしか稽古してないからまだ相撲勘が戻ってないかな」とおっしゃっていましたが、全くそう感じさせない相撲巧者っぷりだったと思います。

今日二日目の相手は隆の勝。

隆の勝の突き押しを充てがうような腕の動きでしたし、受ける立ち合いだったと思います。

隆の勝が右を差し左は押っ付けて、完全に形を作ったな、と思いましたけど、ここからが御嶽海の圧巻。右半身を引いてこちらに重心を移して、左を巻き替えながら、右を肘まで深く差しました。

何がすごいって、これらの動作を流れるようにほぼ同時にこなしていましたからね。

幕内力士の中で、御嶽海の抜きんでたところを一言で言い表すとすると、「腕(かいな)さばき」だと私は思っています。

御嶽海の相撲を見ていると、四つ身の力士も突き押しの力士も、おおよそ両者の腕が密着する「押し」の間合いで相手をさばいています。

しかし御嶽海自身は廻しを使う相撲ではないところがポイント。相手の腕に仕事をさせず、あれよあれよという間に体を寄せて勝ってしまう。これが御嶽海の真骨頂だと思います。

隆の勝とはまだだいぶ実力差がありそう。今場所の御嶽海に土をつけるとすれば白鵬や朝乃山ではなく、貴景勝や大栄翔などの「突き」の間合いの力士のような気がするけど、、、

コメント(0)