令和二年七月場所五日目

この解説者を待っていた

今日は向正面の解説に井筒親方(元豊ノ島関)を迎えました。

春場所後に引退を決め、今場所の中継のどこかで呼ばれるだろうと思っていましたが、待ち詫びていましたよ。

やはり弟弟子・正代について語ってほしいから。

「前に出るのが今までの正代の相撲かというと、そうではないと思うが、今年に入ってからも体が大きくなって、稽古場では豊山に圧力で負けない。」

「立ち合いは、顎が上がってしまって上体が上がるけれども、前に出る圧力はすごい。本当は肩をもっと下して、丸くなっていったほうがいいと思うが、足の運びを生かしていけばこのままでもいい。」

「(今日の隠岐の海との取り組みについて)右が入らなかったことでヒヤッとするような場面もあったが、正代はこれでいい。思い切って取らせるほうが正代は生きてくると思っているので、型をどうこうと稽古場で言わないようにしている。」

井筒親方は、右差しにこだわらず左を差して前に出る最近の型については「このままでよい」と思っている様子。これについては、北の富士さんも(そして僭越ながら私も)同じ意見です。

それにしても白鵬や朝青龍との取り組みを見ると、豊ノ島がおっそろしく正攻法の相撲であることがわかります。

内容を見るだけでは、上背が10cm以上違う力士の取組とは感じられない。朝青龍が左四つで右の上手を引いて、なお豊ノ島を警戒して寄りを躊躇していますからね。

2-30年に一人の逸材と言っても過言ではない左差しの名伯楽を奇貨として、正代の相撲は一体どんな完成形をみることになるのだろう??

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