令和二年十一月場所十二日目
五年後の楽日結びの一番が
豊昇龍・霧馬山戦だったりしたら古参の相撲ファンは喜ぶのでしょうね。
両者とも上手に重心を寄せる現代の四つ相撲とは異なる型を持っています。型というより、ただまだ粗削りなだけかもしれないけど。
今日の豊昇龍の立ち合いは右から踏み込んで右を差す立ち合い、これもなかなかお見掛けすることのないものです。照強相手に外四つながらそのまま体を重ねて浴びせ倒し。相撲勘が良いですね。
もう一人の霧馬山は佐田の海に上手を引かれましたが、半身になって掛け投げから相手を土俵際に運んで、寄り切り。
掛け投げは豊昇龍も持っていましたね。
そういえば、白鵬も一時期掛け投げを稽古場で練習していたし、白鵬と朝青龍は吊り上げながら内股を跳ね上げる櫓投げなんて大技を本場所で決めたこともありました。朝青龍が得意げに「モンゴル相撲にもある技だ」なんて言ってましたっけ。
これだけ大型力士と突き押し力士が幕内土俵に飽和している中で、この二人が番付上位を占めるようになったら、なんという皮肉だろう。しかし、その可能性は全然低くはなさそう。
いや、その前に照ノ富士と貴景勝の壁を越えなくてはね。