令和元年名古屋場所初日
やはり竜電に注目したい
残念ながら新小結の新鋭竜電・阿炎は両横綱に敗れました。
場所前のインタビューでは、阿炎は「今場所は優勝したい」、竜電は「関脇・大関と一歩ずつ上がっていきたい」とその対照性がスポットを浴びました。
しかし、阿炎のビックマウスに隠れてしまっているけど、大関への明確な言及も、控えめな竜電の意欲的な目標と言って良いでしょう。(それとも、厳しい高田川親方に常日頃意識させられているのか??)なにしろまだ”新三役”ですからね。「まずは勝ち越し」というコメントで穏当だったところです。
幕下時代から錣山親方に「本場所で稽古場以上の力が出る」と言われていた阿炎が今場所大活躍してもあまり驚きはありません。
地味で堅実な相撲を取る竜電が手の付けられないほど暴れまわる名古屋場所になってくれないかな、そう思いながら初日の取り組みを観戦しておりました。
唯一の新入幕・貴源治は錦木を寄り切って勝利。
突っ張りも錦木の寄りの圧力に敵いませんでしたし、錦木の脇の甘さに助けられて土俵際で両差しになったことで残せただけなので、彼の力量についてはまだ判断保留という感じです。
元の師匠と同じく、四つ身の力士としては、胴が長いとは言えない。胸を合わせるだけでは苦戦する相手もいるでしょう。
そこをカバーするための”上積み”が何になるかが、彼の今後の取り口を方向性を決めていくのでしょう。