令和元年名古屋場所中日

「この相撲で先場所優勝したんですよね」

毎場所恒例の北の富士さんの金言(珍言?)引用がまだなので、八日目正面解説の舞の海さんのコメントをお借りしました。

先場所幕内優勝した朝乃山と遠藤との取組についてです。

朝乃山と遠藤は両者廻しを使う喧嘩四つなので、鏡に映したように対称的な立ち合いになるかなと予想しましたが、向こう正面側の捌き、つまり朝乃山の左と遠藤の右についてはそうなっていませんでした。

遠藤は例によって右から踏み込み、左差し右前褌の立ち合い。対する朝乃山は左から踏み込んで左前褌でなく、むしろ差すような腕の動きで遠藤の前褌を牽制。

えーっと、これは確か、、、

そうだ! 5日目の白鵬の遠藤戦の立ち合いと同じ。朝乃山は白鵬の取り組み映像を見て真似てみたのか??

結局朝乃山は遠藤に前褌を許さず、右を差して体を寄せながら左の深めの上手を取り、上手投げでの勝利。

副題のコメントに加えるように舞の海さんの解説は続きます。

浅いですけど(右の差し手を)グイグイねじ込みながら前に攻めてますよね。この両者の差が出ましたね。その場で右を差そうとするのではなく、体を押し込みながら右をねじ込んでいってますよね。

舞の海修平 (NHK「大相撲名古屋場所八日目」 2019年7月15日)

“両者の差”は”両者の体格の差”でもあります。

遠藤にもっと上背と体重があって朝乃山のような相撲が取れていたら、今頃大関かあるいは横綱を張っていたのでしょうけどね、、、

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令和元年名古屋場所七日目

碧山と白鵬の立ち合い

六日目の取り組みで、両者がなかなか腰を割らなかったことについて、境川審判長が苦言を呈していたようでちょっとした話題になっていたようです。

もともと碧山も結構立ち合いに注文をつける力士ですね。

時折立つのを嫌がることもありますし、そして仁王立ちから腰を割る前にいったん中腰でストップする動き、あれは彼が白鵬以外の取組相手にも行うルーティーンのようなものです。

想像するに、腰を割った姿勢でいる時間を短く保って乳酸が溜まるのを極力抑えるためではないでしょうか。

あるいは取り組み相手が腰を割るのを待って、間合いを調整するためか。あの「中腰」状態から碧山が足の位置を変えるところは見たことがない気がするけど。

碧山の「中腰待ち」の是非、ですが。

どうなんでしょう。鶴竜含めたほかの力士は気にしていないようですし、まあいいんじゃないでしょうか。(適当)

ともあれ、今場所この問題が前景化したのは、やはり今回に限って白鵬側がこれを嫌ったからであって、私としては白鵬側の何かの思惑、こだわりに目が行ってしまうわけなのですが、、、


結局中日勝ち越しの権利を持っているのは両横綱だけですか。

個人的には豊ノ島の星が伸びないのが残念、、、

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令和元年名古屋場所六日目

梅雨空が続く名古屋場所になりました。

ドイツ生活も早3年半を迎えて、もはや私の体も本場所の季節感をほとんど忘れ去ってしまっているのですが、数年前まで毎年のように通っていた名古屋場所の空はカンカン照りだった記憶しかないのです。

そしてそれと対照的に、後ろの方のいす席は天井のエアコンにも近く、半袖では寒気を覚えるほど。とてもではないが、かき氷を席で食べられなかった記憶も。

2025年には愛知県新体育館も完成を予定しており、現・愛知県体育館の風景は残すところあと6回というわけですね。

遠藤と両横綱の立ち合いの折衝

今日の碧山戦での立ち合いの注文もさることながら、今場所の白鵬には白星への相当な執念を感じます (あたりまえだけど)。

例えば五日目の遠藤戦です。

左で大きく踏み込んだのは右四つの白鵬にとって不思議ではありませんが、左腕は遠藤の前褌を目指すことはなく、遠藤の右腕の牽制へ向かいます。遠藤は右の前褌を狙ってきますからね。白鵬の左腕は遠藤の右腕をはねのけるようにして差し手を求める形になりました。

今場所の白鵬の変則立ち合いは遠藤戦に限ったことではなく、実は竜電戦でも見られました。しかしこれはまた後日触れることにして。

そして今日遠藤に対して、鶴竜も右から踏み込んで右の前褌を求めるやや珍しい立ち合い。でもこちらは変則的というほどでもなく、実は春場所でも見せたものです。

結局は突き合いになって、土俵際叩き込みでの鶴竜の勝ちとなりました。

その直後、NHKのカメラが映し出した、口をすぼめるような鶴竜の表情。何かが「上手くいかなかった」というような、、、

話がとりとめもない方向へ行こうとしていますが、何を言いたいかというと。

五日目の白鵬・遠藤戦にしても、結局白鵬は両方差されて小手に振っての辛勝だったわけです。

両横綱の様々な周到な画策も、それが吉と出るとは限らないのですよね。

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