令和元年秋場所九日目
つき手か、かばい手か!?
幕内格行事・木村元基も躊躇いながら炎鵬に軍配を上げました。
外四つになった東龍が切り返しに行くような恰好で、仰向けの炎鵬と一緒に土俵上に倒れ込み、東龍の右肘がわずかに先に土俵についたように見えました。
しかし審判衆は行事軍配差し違えで東龍の浴びせ倒しを取りました。これは「炎鵬の体が先に死んでいた」という判断です。つまり東龍の右肘はかばい手であったと。
審判部の判断自体は妥当だと思います。 炎鵬の体は完全に仰向け状態だったので、 体が土俵につく先後だけで判断してしまうと、却ってアンフェアです。
しかし炎鵬は反りも持っていますし、膝を思い切り曲げた変則的な体勢で残る力士でもあります。もう少しタイミングが微妙だったら、もう少し両者の体が割れていたら「炎鵬の体は残っていた」と審判衆は判断していたかもしれません。
「突き手か、かばい手か!?」
平成を跨いだ大論争に発展した可能性もあったのかな、、、などと妄想しておりました。
しかし高島審判長の説明はよろしくないと思います。
「炎鵬の体が先に落ちており」ではなくて、厳密に「体が先に死んでおり」と説明しなくては。「死に体」の取り決めを知らない観戦者は混乱してしまいますからね。
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