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令和元年九州場所千秋楽

令和二年は

と気の早い総括をしてしまいます。

年末もまだまだドイツにいるし、来年初場所までこのブログを更新することはないだろうと踏んで。

空前規模の大関レースとなるでしょう。

そこに絡んでくるのはおそらく、御嶽海、朝乃山、阿炎、竜電、大栄翔、遠藤、、いやもうキリが無くなって来る。

横綱・大関の怪我が多い中、彼らが照準を合わせなくてはいけないのは、上位ではなく彼らのライバルになるわけです。互いを牽制し合う文字通り”レース”のような大関争いになります。

今場所象徴的だったのは、御嶽海の大関取りの失敗と負け越し。9敗して来場所は三役陥落が濃厚です。やはり御嶽海は稽古場での取り組み方から考え直した方がよいのでは?

繰り返しになりますが、今の幕内上位はライバル同士の星のつぶし合いなので、本場所でも稽古場でも同輩から「強い」と思わせるような力士が、なるべくして大関になる、そういうことでしょう。

“型がある”という意味で、やはり朝乃山や遠藤、大栄翔の方が大関に近いような気がします。あるいは今四角最後方の元大関・照ノ富士?

だれが大関に一番近いかと言われたら、そりゃ髙安です。というか来場所復帰してもらわなければ困ります。

パワハラや、審判判断や物言いの作法、手つきの徹底の是非など、現役力士以外にもいろいろ宿題の残った元号代わりの年となりました。

惰性の強い世界ですから、それぞれにすぐクリアな解決策が提示・実施されていくことはないでしょう。数年後「そういえばいつの間にか角界のいろんなところ変わったよなぁ」と振り返ったとき、その起点となった年くらいにはなっているかもしれないけど。

千秋万歳。良いお年を。

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令和元年秋場所七日目

誰に勝ってもおかしくない力士

今の幕内上位は綺羅星のごとく突き押し相撲の名手が結集しています。

間合いの妙技と廻しの低さの貴景勝、腕捌きのスペシャリストで廻しを使わない相撲のオールラウンダー・御嶽海、注文相撲と押っ付けの北勝富士、リーチとストライドの長さで翻弄する阿炎、攻めダルマのベテラン・玉鷲。

ここにもう一輪花を添えているのが、古典的正攻法の突き押し・大栄翔です。

「大栄翔は今誰に勝ってもおかしくない力士だ」ということを書こうと思っていたら、連日の金星・銀星でやや時宜を失してしまった感。四日目あたりで書いておけばよかった、、、

大栄翔は私のお気に入りの力士の一人ではあるけれど、そこまで多くの記事を書いているわけではありません。というのも、関取昇進当時から、そのケレン味のない取り口は判で押したように変わらず、特段書くことがないから。

しかし、それこそが地力の強化とともに「誰にでも勝ちうる力士」になれる所以です。

三役はすぐそこだ。突いて突いて走れ、大栄翔!

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令和元年夏場所十日目

熱戦の前に

珍しい光景が見られました。松鳳山と明生の立ち合いです。

突っかけるでもなく、両者立てずに機を窺うまま数秒間が経過しました。

それもそのはず。この両者は今幕内で最も「先に立ちたがる」力士二人ですからね。

両者は先場所で初顔合わせ。先場所の立ち合いもやや両者牽制する動きがありましたが、結局松鳳山が先手を取って右から張り、突き合う展開となって松鳳山が勝利しました。

今場所は、先の取り組みを意識して、駆け引きがより先鋭化したのか?

来場所以降もこのカードの立ち合いは要注目です。

大栄翔は立ち遅れたのか?

一方、大栄翔と琴奨菊の取り組みでは、大栄翔が大幅に立ち遅れました。

「立ち遅れたのかもしれないし、意識したのかもしれない。」と不知火親方(元若荒雄)

確かに、この立ち遅れによって結果的に大栄翔の諸筈がピッタリと嵌ったのです。

実は今の幕内土俵では(昔はどうだったか知らないけど)、突き押し力士の方が比較的遅れて立つ場合が多いのです。もちろん、その方が立ち合いで有効打が入る可能性が高いことを知って、意識してやっているのでしょう。

それでは、今日の大栄翔もわざと立ち遅れた?

何度か確認しましたが、いや、一瞬立とうとして立てず、結局立ち遅れた動きは、明らかにアクシデンタルなもの。 大栄翔もそこまで立ち合いで策を弄するタイプではありますまい。

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