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令和元年九州場所五日目

明生のインタビュー

にはホッコリしてしまうなぁ。 (*´∀`*)

「がむしゃらで。精一杯やろうと。」

「激しかったのは覚えてます。」

「一生懸命やろうと思います。」

抜粋しただけで、実際はこんなカタコトではないのですけど。

最近は 多弁な若い力士が多いですからね。取り口といい初々しい受け答えといい、明生はさながら未開拓の秘境です。

初日に明生の下手捻り、昨日は栃ノ心の首捻り、今日は再び明生が腕捻り、今場所は捻りが多いですねぇ。もっとも意図的かつ効果的に決まったのは初日の下手捻りだけですが。

そういえば今幕内には「捻り王子」なんて力士もいるのでした。

炎鵬は三日目の阿武咲戦で鮮やかな左下手での出し投げを決めています。

手前下方へ向かっての投げで、理合いとしては捻りに近い。後ろに残している土俵の位置関係次第では捻る方向に体を逃がしていたかもしれない。

今場所もう一つの幻の捻りの一番だったのでした。


明日から数日間、更新をお休みします。

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令和元年秋場所九日目

つき手か、かばい手か!?

幕内格行事・木村元基も躊躇いながら炎鵬に軍配を上げました。

外四つになった東龍が切り返しに行くような恰好で、仰向けの炎鵬と一緒に土俵上に倒れ込み、東龍の右肘がわずかに先に土俵についたように見えました。

しかし審判衆は行事軍配差し違えで東龍の浴びせ倒しを取りました。これは「炎鵬の体が先に死んでいた」という判断です。つまり東龍の右肘はかばい手であったと。

審判部の判断自体は妥当だと思います。 炎鵬の体は完全に仰向け状態だったので、 体が土俵につく先後だけで判断してしまうと、却ってアンフェアです。

しかし炎鵬は反りも持っていますし、膝を思い切り曲げた変則的な体勢で残る力士でもあります。もう少しタイミングが微妙だったら、もう少し両者の体が割れていたら「炎鵬の体は残っていた」と審判衆は判断していたかもしれません。

「突き手か、かばい手か!?」

平成を跨いだ大論争に発展した可能性もあったのかな、、、などと妄想しておりました。

しかし高島審判長の説明はよろしくないと思います。

「炎鵬の体が先に落ちており」ではなくて、厳密に「体が先に死んでおり」と説明しなくては。「死に体」の取り決めを知らない観戦者は混乱してしまいますからね。

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令和元年秋場所二日目

これが大相撲の醍醐味

とか気張った副題になってしまいました。

ブログをリニューアルして以降、炎鵬についてまだほとんど書いていないことに気づきました。

この力士に両差しの取り口は皆無です。

いろんなトリッキーな動きはあるけれど、基本的には頭をつけて左を差して(もしくは下手)右を抱えて、間合いを取りながら相手の出足を見る相撲です。

舞の海さんの相撲はよく引き合いに出されますが、実際には取り口は対照的とすら言えます。懐に深く入らない炎鵬の方は内掛けはおろか下手投げの決まり手すら珍しいですから。あれ?今日は下手投げか。

さて、炎鵬が奄美の島相撲・明生を降した後、土俵に上がったのは、これまた小兵ながら炎鵬よりも筋肉質で正攻法に近い照強でした。

右は押っ付け、左はハズ押しという願ったりかなったりの形になりましたが、攻め切れません。なぜなら相手は幕内随一懐の深い隠岐の海だから。

技術と機略がピタッと嵌っても、尚体格と取り口の差に圧倒される。これが無階級の大相撲の醍醐味であります。

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