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令和元年名古屋場所七日目

碧山と白鵬の立ち合い

六日目の取り組みで、両者がなかなか腰を割らなかったことについて、境川審判長が苦言を呈していたようでちょっとした話題になっていたようです。

もともと碧山も結構立ち合いに注文をつける力士ですね。

時折立つのを嫌がることもありますし、そして仁王立ちから腰を割る前にいったん中腰でストップする動き、あれは彼が白鵬以外の取組相手にも行うルーティーンのようなものです。

想像するに、腰を割った姿勢でいる時間を短く保って乳酸が溜まるのを極力抑えるためではないでしょうか。

あるいは取り組み相手が腰を割るのを待って、間合いを調整するためか。あの「中腰」状態から碧山が足の位置を変えるところは見たことがない気がするけど。

碧山の「中腰待ち」の是非、ですが。

どうなんでしょう。鶴竜含めたほかの力士は気にしていないようですし、まあいいんじゃないでしょうか。(適当)

ともあれ、今場所この問題が前景化したのは、やはり今回に限って白鵬側がこれを嫌ったからであって、私としては白鵬側の何かの思惑、こだわりに目が行ってしまうわけなのですが、、、


結局中日勝ち越しの権利を持っているのは両横綱だけですか。

個人的には豊ノ島の星が伸びないのが残念、、、

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令和元年名古屋場所六日目

梅雨空が続く名古屋場所になりました。

ドイツ生活も早3年半を迎えて、もはや私の体も本場所の季節感をほとんど忘れ去ってしまっているのですが、数年前まで毎年のように通っていた名古屋場所の空はカンカン照りだった記憶しかないのです。

そしてそれと対照的に、後ろの方のいす席は天井のエアコンにも近く、半袖では寒気を覚えるほど。とてもではないが、かき氷を席で食べられなかった記憶も。

2025年には愛知県新体育館も完成を予定しており、現・愛知県体育館の風景は残すところあと6回というわけですね。

遠藤と両横綱の立ち合いの折衝

今日の碧山戦での立ち合いの注文もさることながら、今場所の白鵬には白星への相当な執念を感じます (あたりまえだけど)。

例えば五日目の遠藤戦です。

左で大きく踏み込んだのは右四つの白鵬にとって不思議ではありませんが、左腕は遠藤の前褌を目指すことはなく、遠藤の右腕の牽制へ向かいます。遠藤は右の前褌を狙ってきますからね。白鵬の左腕は遠藤の右腕をはねのけるようにして差し手を求める形になりました。

今場所の白鵬の変則立ち合いは遠藤戦に限ったことではなく、実は竜電戦でも見られました。しかしこれはまた後日触れることにして。

そして今日遠藤に対して、鶴竜も右から踏み込んで右の前褌を求めるやや珍しい立ち合い。でもこちらは変則的というほどでもなく、実は春場所でも見せたものです。

結局は突き合いになって、土俵際叩き込みでの鶴竜の勝ちとなりました。

その直後、NHKのカメラが映し出した、口をすぼめるような鶴竜の表情。何かが「上手くいかなかった」というような、、、

話がとりとめもない方向へ行こうとしていますが、何を言いたいかというと。

五日目の白鵬・遠藤戦にしても、結局白鵬は両方差されて小手に振っての辛勝だったわけです。

両横綱の様々な周到な画策も、それが吉と出るとは限らないのですよね。

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令和の土俵が始まる

新元号の土俵とともに、ブログもリニューアル再スタートです。引き続きよろしくお願いいたします。

移転前のブログはそのまま残しますが、更新することはないと思います。


平成最後の場所は白鵬の全勝優勝で幕を閉じました。

なにかとメモリアルなところを意識する横綱でもあるし、天皇陛下への思いも強い白鵬なら、ひょっとして、新元号にちなんだ来場所の優勝インタビューの内容すら、もうすでに考え始めているかもしれません。

令和の大相撲についての予感

令和の土俵についてちょっと展望してみましょう。来場所の優勝予想とか2,3年後の番付とかでなく、もっと長期的な。

私が一つ確信めいた予感を持っているのは、向こう10,20年の間に「大相撲の語り」は多様化するであろうということです。

平成の大相撲は、度重なる不祥事の毎に、日本相撲協会からの解雇者・退職者を生み出しました。その中には貴乃花や朝青龍、日馬富士などの横綱も含まれています。平成の大横綱と呼ばれている三人の力士のうち、すでに二人が協会を去っている。これは異常な事態といって良いでしょう。残り一人の白鵬は日本に帰化して残りそうな気配だけど。

10年後もしくは20年後に平成の土俵を振り返ったときに、それを第一人者として語れる者が協会内にいない。いきおい「平成の相撲語り」は協会の外にいる貴乃花や朝青龍、日馬富士らによって埋め合わされる他ありません。

協会と決別した朝青龍と貴乃花ではあるけれど、朝青龍はああいう呆気らかんとしたキャラでもあるしマスコミも嫌いではない。NHKの番組でも「相撲love」と言っていたし、マイクを向けられれば民放でもフランクに相撲のことをしゃべってくれるでしょう。貴乃花は言わずもがな。なにしろ「相撲道」ということを度々口にする理念・理想の人でもあるし、協会以上に”本流“という立場で相撲について発信していくのでしょう。

本場所の解説席に呼ばれる舞の海や北の冨士よりも、さらに協会の軛から自由な立場の”元力士タレント”は、貴乃花・朝青龍の後を追ってもっと増えていく可能性もあります。

NHKや皇室の後ろ盾のある日本相撲協会の興行主体としての堅牢さはまだ当分揺るぎないのでしょうが、少なくとも「語り」の面については、日本相撲協会のヘゲモニーは大幅に失われていく、令和はそういう時代になると私は見ています。

スキャンダルは大相撲を損なわない

従って、令和もまた平成に引き続きスキャンダラスなネタが続出するのでしょうね。

もっとも、たとえどんなスキャンダルが土俵内外で発生したとしても、大相撲自体の存亡に関して私は心配しません。

大相撲の興行性は、それらを懐深くエンターテイメントとして追い風にしてしまうのでありましょうから。

(日本相撲協会の存続可否はまた別の話です。 ガバナンスの構築に失敗して 空中分解する可能性はあると思います。)


さて、夏場所は5月12日(日)が初日。

トランプの賜杯は一体誰が抱くことになるのだろう?

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