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令和二年十一月場所九日目

不思議な一番でした

やはり豊昇龍と琴ノ若の一番について語らねばなりますまい。

両者突くような立ち合いから右四つに組み止めました。

ここで琴ノ若は上手側の左足を前にする一方で、豊昇龍の方は逆に下手側の右足を前に出しています。

現代の相撲では琴ノ若のように上手を探るためにそちら側の足を前にするのが普通なのでしょう。

果たして琴ノ若が深い上手を取って寄り立てると豊昇龍は得意の掛け投げで残します。大半の相撲ファンや親方なら上手を引いた側の力士有利と判断するでしょう。

しかし、改めて映像を見返してみると、豊昇龍は「深い上手なら引いて良いですよ」と誘っているようにすら見えるのですよね、、、

投げも投げたり残すも残したりの熱戦は最後までもつれました。

二人そろって頭から落ちて軍配は結局琴ノ若側に。

そういえば、朝青龍とお父さんの琴ノ若でも体の生き死にで話題になった一番がありましたよね。両者そのDNAを受け継ぐかのような落ち方でした。

学年は二年違いで関取昇進と入幕も琴ノ若がわずかに先行していますが、間違いなく令和の好カードとなるでしょう。

ブラッドストーリーは二人をどの番付まで運んでくれるのか。

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令和二年秋場所二日目

あの男が幕内に上がってきた

横綱の甥・豊昇龍が。

叔父さんに似て、ケレン味なく真正面から当たる立ち合いが心地よいです。

小兵故に、この立ち合いで不利になることが多いですが、これで先場所十両上位を10勝しているのだから、立派です。

しかし、大物ぶりを見せつけているのはどちらかというと同年代で先場所入幕している琴勝峰の方かもしれません。

今日も巨漢の魁聖に左上手を取られたにもかかわらず、下手で振って寄り切ってしまいました。

先場所の相撲を見返しても、照ノ富士や魁聖を相手に易々と上手を取らせている。照ノ富士戦なんて、突き押しの立ち合いを自ら封じて胸を合わせに言っている。なんて命知らずなのだろう、、、

しかし相撲の大きさは、この若さと体格、体の柔らかさを考えれば、むしろ積極的な材料でしょう。

今日の豊昇龍は土俵際で逆転勝ちしたように見えましたが、残念でしたね。錦戸親方、勝ち名乗り力士の四股名をあべこべにしてないかしら、、、

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令和元年初場所三日目

勝ちっぱなし

横綱が仲良く三日目で二敗目。

かたや勝ちっぱなしはというと、朝乃山、遠藤、北勝富士、正代、輝。これは豪華な面子だ、、、大関レースを引っ張る力士が勢ぞろいという感じですね。(正代についてはは自分の贔屓目も入っているけど。)

変な言い方だけれども、今の幕内は横綱昇進よりも、大関昇進の方が難しい。

その先頭を走る朝乃山に、立て続けに金星・銀星を挙げて食らいついているのが遠藤というところが嬉しい。去年の秋場所に書きましたが、この二人は令和の好カードになってくれそうな気がするから、、、

鳴かず飛ばずの輝も本格化の気配を見せています。突き押しとも四つ身ともはっきりしないぼんやりとした体格ながら、「執拗に押しながら腰が極まる」という型が定着しつつあります。

そして豊昇龍は巨漢照ノ富士相手にもしっかり正面から当たっている。朝青龍のDNAを持つ男はそうでなくては。

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