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令和二年秋場所七日目

朝乃山4勝目

先場所辛酸を舐めさせられた照強の足取りに動じず、押し出して4勝目。

ところで先日、何気なく2009年-2010年辺りの稀勢の里と白鵬の取組映像を見ていました。

2009年、2010年の白鵬と言えば、86勝4敗という前人未到の年間勝ち星を二年連続で達成した(当然ながら両年とも年間最多勝)、脂の乗り切った時代です。

しかし、この当時の白鵬と稀勢の里の取組をみていると、稀勢の里も立ち合いでは意外と負けていません。白鵬の右差しに対して、稀勢の里の左がよく押っ付かっている。

そして2010年の九州場所の二日目、白鵬の歴史的な連勝記録は稀勢の里によって63で止められます。

話は転じて想像上の令和の土俵へ。

もし稀勢の里と朝乃山が対戦していたら。

朝乃山も白鵬ほど立ち合いは低くないものの、一歩目を大きく踏み込んで右を差しに行く立ち合いですから、稀勢の里の強力無比な押っ付けは、時折それだけで勝負が決まるくらい覿面に発揮されたはずです。少なくとも稀勢の里・朝乃山戦の組手は大半が稀勢の里有利の左四つになるでしょう。

このカードは、稀勢の里が相当勝ち越していたのではないでしょうか。

稀勢の里と朝乃山の対戦は稽古場以外では実現しなかったし、引退直前となると、稀勢の里の左は押っ付けではなく、畳んで差しに行くことが多かったので、想像の域を出ないけど、、、

久々に荒磯親方を召喚してのお話でした。

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令和元年九州場所十一日目

新小結・朝乃山

「新三役で勝ち越しが目標だったので、達成できてよかった。 」

サンケイスポーツ新聞 2019年11月20日付

「新三役で勝ち越したという意識はありません。特別新三役という意識を持たずに今場所は相撲に集中してます。」

NHK大相撲中継 2019年11月21日放送 (吉田アナのレポート)

報道機関毎に言っていることが全く違いますがなw

毎場所恒例のようになってしまった朝乃山関の記事を今場所も。

調べてみると旧ブログでも朝乃山については相当数書いていたようです。その中に「朝乃山は稀勢の里に似ているかも」という記事を書いたことがありました。

当時どんな映像を見てそう思ったのか、もう記憶の彼方ですが、少なくとも今の朝乃山の相撲を見る限り稀勢の里のそれとはかなりの懸隔があります。

そもそも稀勢の里は左を差す展開を作るために左で踏み込んで左で押っ付けるという、変則的・迂回的な取り口ですからね。

それに比べれば朝乃山は四つ身の正攻法そのもの。

その白眉は、左の上手ではなく右の差し身です。

低く当たれているから、右もスムーズに差せます。 そして調べてみますと、今年の初~秋場所で朝乃山は立ち合いで右を押っ付けられた取組が21番、この中で14勝を挙げ、そのうちの10番が右四つでのもの。

今最も「右が差せている力士」。それが朝乃山です。

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