タグ: 明生
審判部泣かせの場所
と言っていいのではないでしょうか。
2横綱・1大関が休場して、2敗力士が5人ですから。妙義龍が怪我していなかったら、もっと混沌としていたはずなのです。
残り5日の編成が悩ましいでしょうね。
まして、夏場所はやや甘めの編成で朝乃山に優勝させてしまっていますから、2敗の平幕、朝乃山・隠岐の海・明生をどのように上位に当てるか。
前頭二枚目の朝乃山は大栄翔や玉鷲といった実力派の突き押し力士との割りを残している。この辺りのどこかで黒星をもらいそう。
両関脇の貴景勝と御嶽海はまだ豪栄道との取組があるし。
やはり優勝争いの鍵は隠岐の海と明生の残りの対戦相手なのではないでしょうか。
本命貴景勝、対抗御嶽海、穴明生といったところか??
明日は投稿お休みです。
今場所は明生に注目だ
明生が佐田の海を相手に肩透かしの勝ち。
立ち合いの明生の右腕の動きが目を惹きました。
一旦佐田の海の顔を押す形になって、佐田の海の左が充てがいにいったところを一転前褌を求めに行きます。そしてその右腕を佐田の海が抱えに行ったところで今度は差し手にさばき変える。
この明生の動きは初めて見ましたね。
明生が本場所で前褌を求めることは皆無ではありませんが珍しい。明生の代名詞といえば手をクロスさせる両差しの立ち合いですよね。
前褌から差していくのは鶴竜がよく見せる動きです。明生のそれも結局は差し手を得るための一連の動きなのでしょう。
談話によると明生はここ2カ月の間稽古場で「寄り方と廻しの取り方」を意識しているらしく、夏巡業や場所前では、今日のような右前褌の立ち合いを稽古してきたとか。
北勝富士もそうだけど、そんなに談話でペラペラしゃべってよいのだろうか??
そして決まり手は鮮やかな肩透かし。これも差し手を中心に相撲を組み立てる力士にとっては必須の武器です、正代や豊ノ島の例のように。これも練習してきたのだろうか。
明生の進境に注目の秋場所です。
「壁は厚かった」
さて、来場所の番付を占う幕内中位の四人の若侍(竜電は決して若くはないけど)の取組結果は、
- ●竜電 - 鶴竜〇
- 〇阿炎 - 高安●
- 〇明生 - 栃ノ心●
- ●朝乃山 - 玉鷲〇
朝乃山はいつもの立ち合いで玉鷲に右を押っ付けられ、惨敗。北の富士さんも思わず独り言ちるように「思ったより壁は厚かった。」
明生は先に立ちたくて注文をつけながら、 これまたいつもどおり差し手の右から大きく踏み込みました。栃ノ心の立ち合いの迷いにも援けられて快勝。
阿炎は僥倖での勝ち。竜電は見せ場を作れず。
結果については明暗分かれましたが、いずれの力士も自分の相撲を貫きました。そして、やはり幕内上位ではいずれの若武者も苦労するだろうと予感させる内容でした。(付け加えるようで申し訳ないけど、そういえば琴恵光もベテラン・隠岐の海の圧倒的な懐の深さに屈する形での負けだった。)
でもそうでなくては面白くないですよね。時代が変わってあっさりと幕内上位の顔ぶれが入れ替わるのでは、大相撲ファンは納得できない。
彼ら若侍の成長物語が令和の土俵の語り草とならなければ。
夏場所は残り三日。