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令和元年名古屋場所初日

やはり竜電に注目したい

残念ながら新小結の新鋭竜電・阿炎は両横綱に敗れました。

場所前のインタビューでは、阿炎は「今場所は優勝したい」、竜電は「関脇・大関と一歩ずつ上がっていきたい」とその対照性がスポットを浴びました。

しかし、阿炎のビックマウスに隠れてしまっているけど、大関への明確な言及も、控えめな竜電の意欲的な目標と言って良いでしょう。(それとも、厳しい高田川親方に常日頃意識させられているのか??)なにしろまだ”新三役”ですからね。「まずは勝ち越し」というコメントで穏当だったところです。

幕下時代から錣山親方に「本場所で稽古場以上の力が出る」と言われていた阿炎が今場所大活躍してもあまり驚きはありません。

地味で堅実な相撲を取る竜電が手の付けられないほど暴れまわる名古屋場所になってくれないかな、そう思いながら初日の取り組みを観戦しておりました。


唯一の新入幕・貴源治は錦木を寄り切って勝利。

突っ張りも錦木の寄りの圧力に敵いませんでしたし、錦木の脇の甘さに助けられて土俵際で両差しになったことで残せただけなので、彼の力量についてはまだ判断保留という感じです。

元の師匠と同じく、四つ身の力士としては、胴が長いとは言えない。胸を合わせるだけでは苦戦する相手もいるでしょう。

そこをカバーするための”上積み”が何になるかが、彼の今後の取り口を方向性を決めていくのでしょう。

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令和元年夏場所十二日目

「壁は厚かった」

さて、来場所の番付を占う幕内中位の四人の若侍(竜電は決して若くはないけど)の取組結果は、

  • ●竜電 - 鶴竜〇
  • 〇阿炎 - 高安●
  • 〇明生 - 栃ノ心●
  • ●朝乃山 - 玉鷲〇

朝乃山はいつもの立ち合いで玉鷲に右を押っ付けられ、惨敗。北の富士さんも思わず独り言ちるように「思ったより壁は厚かった。」

明生は先に立ちたくて注文をつけながら、 これまたいつもどおり差し手の右から大きく踏み込みました。栃ノ心の立ち合いの迷いにも援けられて快勝。

阿炎は僥倖での勝ち。竜電は見せ場を作れず。

結果については明暗分かれましたが、いずれの力士も自分の相撲を貫きました。そして、やはり幕内上位ではいずれの若武者も苦労するだろうと予感させる内容でした。(付け加えるようで申し訳ないけど、そういえば琴恵光もベテラン・隠岐の海の圧倒的な懐の深さに屈する形での負けだった。)

でもそうでなくては面白くないですよね。時代が変わってあっさりと幕内上位の顔ぶれが入れ替わるのでは、大相撲ファンは納得できない。

彼ら若侍の成長物語が令和の土俵の語り草とならなければ。

夏場所は残り三日。

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令和元年夏場所十一日目

気の早い話をして良いですか?

阿炎と竜電が上位を喰って、これで7勝4敗。それぞれ前頭の4枚目と5枚目ですから、ここからの星次第では来場所三役昇進すら見えてきました。まだ勝ち越してもいないのに気が早いか。

ここに1敗で走る朝乃山と、中盤白星を連ねてやはり7勝4敗の明生を加えて。

どうでしょうか。想像するだけでワクワクするような幕内上位の番付が出来上がりそうです。

いやいや、その前に明日の割りがこれまた魅力的。

  • 竜電 - 鶴竜
  • 阿炎 - 高安
  • 明生 - 栃ノ心
  • 朝乃山 - 玉鷲

優勝争いも混沌としてきて、トランプ大統領もまた贅沢な千秋楽の正面桝を独占したものです。

朝乃山について

ツイッタープロフィールで「好きな力士、朝乃山」と書いているにも関わらず、優勝争いを引っ張る彼についてまだ何も書いていないことに気づきました。

何しろ彼の相撲は完成に近いので、書くことがあまりないのです(笑)。

二日目の正面解説の荒磯親方も朝乃山の相撲を絶賛する一方で特段アドバイスが無かったのは、同じ理由からでは?なわけないか。

左足を踏み込んで、右差し左上手の大らかな立ち合い。やや踏み込みすぎるので、あの差し手を北勝富士や御嶽海に押っ付けられてバランスを崩されたら、、、心配はあるけど。まず余計なことは何一つせずにこのまま幕内上位で相撲を取ってみてほしいものです。話はそれから。

あとは量的な稽古とマイナーチェンジの一つ二つで大関の相撲なのだから。

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