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令和元年秋場所中日

華やかさのない力士?

今場所の何日目だったか、琴恵光がそう紹介されていました。

炎鵬や照強という分かりやすい”小兵力士”がいるため、そして松鳳山と並んで立ち合いで胸を出す取り口なので、解説席もこの力士の分類に悩むところなのかもしれません。

松鳳山・琴恵光と言えば窮屈な差し手からでも展開を作ったり、小手に巻いても煩い、所謂”小力の強い”力士。これは、大型化が進む現今の土俵での一つの淘汰の結果なのかもしれない。

琴恵光はというと、なんとか活路を見出そうと立ち合いでの工夫が見られます。

今年の春・夏場所は(やはり松鳳山と同様に)張りを多用したり。先場所・今場所と張りは少なくして、立つタイミングをずらしたり。今日の明生戦では立つ位置を後ろにずらしたり。

うーむ。やは書いてみるとやはり地味だな、この力士は、、、(笑)


今日から鶴竜と妙義龍が休場。

また初優勝の力士が誕生する可能性が高まって秋場所は後半戦へ。

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令和元年秋場所六日目

豊ノ島が幕内最年長とは

嘉風の引退によって関取最年長は36歳の豊ノ島だそうで。

関取に復帰してからまだ幕内の勝ち越しがなく、毎日祈るような思いで彼の相撲を観ています。

今日は若侍・貴源治に敗れてしまいましたが、見どころは作りました。

左腹をぶつけながら上手を切る動き、太鼓腹を前に突き出すような寄り、そして土俵際での掬い投げ。結局は貴源治のスケールに屈する恰好になり、善戦っぷりと負けっぷりに一抹の哀愁すら感じてしまいました。

「(引退した)嘉風のような力士になりたい」という友風の談話が紹介されていましたが、この師弟と同様、豊ノ島の相撲の系譜も正代に引き継がれていかれれば、と思っています。

四日目の正面解説・尾車親方は両差しからの一気の出足で志摩ノ海を寄り切った正代の相撲に惚れ切って「次の大関」とまで呟いていらっしゃった。

もう年齢的に大関へのチャンスは限定的だと思うのですが、北の富士さんに加えて正代に期待を掛ける親方がもう一人いたとは、、、

そして、もう松鳳山や琴奨菊も豊ノ島に次ぐ年長力士なのですね。

白鵬不敗神話を生きた世代の彼らにはもう一度二度花を咲かせてほしいのだけどな、、、

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令和元年夏場所十日目

熱戦の前に

珍しい光景が見られました。松鳳山と明生の立ち合いです。

突っかけるでもなく、両者立てずに機を窺うまま数秒間が経過しました。

それもそのはず。この両者は今幕内で最も「先に立ちたがる」力士二人ですからね。

両者は先場所で初顔合わせ。先場所の立ち合いもやや両者牽制する動きがありましたが、結局松鳳山が先手を取って右から張り、突き合う展開となって松鳳山が勝利しました。

今場所は、先の取り組みを意識して、駆け引きがより先鋭化したのか?

来場所以降もこのカードの立ち合いは要注目です。

大栄翔は立ち遅れたのか?

一方、大栄翔と琴奨菊の取り組みでは、大栄翔が大幅に立ち遅れました。

「立ち遅れたのかもしれないし、意識したのかもしれない。」と不知火親方(元若荒雄)

確かに、この立ち遅れによって結果的に大栄翔の諸筈がピッタリと嵌ったのです。

実は今の幕内土俵では(昔はどうだったか知らないけど)、突き押し力士の方が比較的遅れて立つ場合が多いのです。もちろん、その方が立ち合いで有効打が入る可能性が高いことを知って、意識してやっているのでしょう。

それでは、今日の大栄翔もわざと立ち遅れた?

何度か確認しましたが、いや、一瞬立とうとして立てず、結局立ち遅れた動きは、明らかにアクシデンタルなもの。 大栄翔もそこまで立ち合いで策を弄するタイプではありますまい。

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