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令和元年秋場所十二日目

貴景勝大関復帰

となると次の大関候補は一体誰だろう、と気の早いことを考えてしまう。

数日前に記事に書いたときには、盛り上がって「遠藤と朝乃山の大関レースだ」なんて安直に思ったけど、今の幕内上位で彼らの3場所33勝はまだちょっとイメージしづらいです。

現横綱・大関に加えて貴景勝・御嶽海・北勝富士・阿炎・玉鷲・大栄翔ら粒ぞろいの突き押し力士を相手に1場所平均4敗までというのはなかなかシビアでしょう。

今日遠藤は玉鷲に完敗、同じくリーチの長い阿炎も決して合い口が良い相手とは言えない。

遠藤より相撲の大きい朝乃山は、打って変わって比較的小ぶりの大栄翔に分が悪い。

御嶽海が三役の地位を守り続けているのも頷ける気がします。 今の幕内上位の土俵では、 四つ身の型なんかよりも、突き押しの腕捌きと寄り身を両方持っている御嶽海の取り口の方が、”安定感”があります。

ということで、やはり次の大関は御嶽海なのか??

でもここに異能派の明生が加わり、巨漢・照ノ富士が戻ってきたりなんかしたら、これは又訳が分からない。

白鵬世代が去った後の幕内上位の風景って、これはこれで存外バラエティーに富んだものなのかもしれない、などと想像しておりました。

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令和元年秋場所四日目

好敵手

”ライバル”という関係はメディアが煽り立てれば形成されるけれど、何場所、何年にもわたる”好敵手”というのはなかなか簡単に見つかるものではありません。

つらつらと旧ブログを見ていたら、「勢・照ノ富士が数々の名勝負を生む予感」という記事を書いていたのを見つけました。

桁違いにスケールの大きい照ノ富士の相撲に対抗できるのは、上背もあって下手や差し手で振り回せる勢だけ、そんな見立てでした。

今から5年前の平成26年のこと。世代は異なりますが、勢も照ノ富士も日の出の勢いで幕内上位まで番付を駆け上がっていた頃です。

結局両者の出世争いは照ノ富士に軍配が上がりましたが、照ノ富士は両膝を、勢は右の肘を、両者の得意な相撲が祟る形で怪我を負い、今彼らは幕内から姿を消しています。

積年の好カードというのは両者の世代、取り口、活躍の時期、複数の条件がハマって辛うじて成立する稀有なものです、横綱・大関を除けば。

さて。

両腕を駆使して相手の出足を凌ぎ、先場所の意趣を返すような遠藤の朝乃山に対する逆転勝ち。

遠藤28歳、朝乃山25歳か。遠藤だってまだまだ大関を目指せる年齢です。これは令和指折りの好カードになるのではないか、、、と密かに興奮を抑えきれない秋場所四日目なのでした。

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