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令和元年九州場所四日目

優勝予想は北勝富士

誕生日馬券を買うような、あてずっぽう予想です。

先場所かなり連相撲っぷりを発揮した北勝富士。今日は、左四つのはずの髙安がなぜか吸い込まれるように北勝富士の得意の左押っ付けの餌食になってしまいました。

注文の多い力士なので、大関はまだ遠そう。でも、早くも賜杯レースが混沌としてきている今場所、いろんなものがピタっと嵌ったら手が付けられなさそうな、怖い存在だと思います。

そして、これから調子が上向いてきそうな力士がもう一人。

栃ノ心です。

堅牢な右四つの型が崩れてしまったような乱調さが先場所からまだ尾を引いている印象ではあります。

ここまでの四日間、立ち合いでなぜかいつもの浅い左上手を求めに行かない。かなり手前の前褌を探るというかむしろ脇を固めているように見える左腕の動きは不可解です。

しかし、昨日の遠藤戦のはたき込み、今日の宝富士の首捻りでは往時の獰猛さが復活し始めています。

今の幕内上位の顔ぶれなら、上手を求めに行かなくても深い下手さえ引いてしまえば、簡単に負ける相手はいなさそう。あ、そういうことなのだろうか??

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令和元年秋場所五日目

栃ノ心は厳しそうだ

角番の今場所、8勝できるかどうかというと微妙なところです。

twitterでも呟きましたが、今場所の栃ノ心は上手が遠い。

栃ノ心といえば、上手側の左足で踏み込み前褌から脇褌辺りを求める正統派の四つ身の立ち合いをする力士です。

その栃ノ心が今場所二日目の朝乃山戦では、上手を求めるというよりむしろ朝乃山の差し手を押っ付けにいくような立ち合い。らしくない。

今日は素直に友風の上手を求めに行きましたが、全く届いていません。

そして三日目の北勝富士戦も寄り切りで勝利したものの、上手を引く親指側に力が入っているような、ぎこちなくエレガントさに欠ける寄り身。

おそらく複数個所にまだ怪我を引きずっているのでしょう。

そして昨日四日目は幕内で久しぶりの髷反則。受難の場所が続きます。

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令和元年夏場所十四日目

朝乃山関、初優勝おめでとうございます。

初土俵(三段目付け出し)から所要20場所でのスピード幕内優勝となりました。これは輪島(15場所)と琴光喜(16場所)に次ぐ第三位の記録のようです。

十三日目の「誤審問題」で勝ち星を拾って本人も気にしていたようだけど、今日の豪栄道戦は先に上手を取られながら出足で上手を取った気迫の相撲でした。

なんだこのモヤモヤした感じ

そして、栃ノ心はまさかの変化で鶴竜に勝利。取組の意味合いからするともっとブーイングを買っていたはずですが、館内も非難一色に染まっていたわけではなかったようだし、各報道機関からもそういう論調は今のところない様子です。誰も明言はしないけど、「あの一番で変化はナシだけど、昨日の気の毒があったから、チャラね。」みたいな空気が醸成されている気がする。

そして、この問題と直接関係はないけど、千秋楽の割りは十四日目の取り組みがすべて終わってから編成するという審判部の異例の対応。これについて、時事通信社の穿った記事が目に留まりました。

阿武松審判部長(元関脇益荒雄)は「千秋楽に良い取組を決めるためにした」と説明したが、優勝争いがこんな展開になることは毎場所のようにある。今後もこうした対応があるのか、との問いには「これは…分かりませんが、あとでいろいろ(意見を)聞いて」と言葉を濁した。よもやトランプ大統領の来場に備え、滞在時間が延びて警備の負担が重くならないよう、なるべく優勝決定戦を避けられる取組も念頭にあったのか。そんなうがった見方も出てくる。

時事通信社 時事ドットコム編集部 2019年5月25日(土)

なるほど。結果的に十四日目に朝乃山が幕内優勝を、栃ノ心が大関復帰を決め、千秋楽に波乱を持ち越さなかったのは協会孝行ということになるのだろうか。穿ち過ぎか??

もちろん朝乃山の優勝について文句のつけようはないし、その朝乃山に「おめでとう」と声を掛けたという栃ノ心は、中継の大関復帰インタビューで清々しい顔をしていたので、私のモヤモヤなんてどうでもいいのだけれども。

ビデオ判定採用から節目の50年目となる場所で奇しくも再燃した「誤審問題」、支度部屋での涙とその翌日の大一番での変化、審判部の異例の割り編成、スッキリとしないものがいろいろ残ったけど、これが白黒をはっきりさせない大相撲と謂われる所以なのか、そんな紋切型な感想が、令和初めての場所に関するとりあえずの私の所感なのでした。


いや、まだもう一つのビッグイベントが残っていた、千秋楽に。

ひとまずこれを見物しながら、今場所の総括と来場所の土俵の展望をゆっくりと考えることにします。

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